《栄養生化学》
(1)ビタミンについて
40種類以上。働き→主に身体の調子を整えて活動を正常にする機能を持つ。一般には、体内では作ることが出来ない栄養素なので、食品やサプリメントから摂取する必要。脂肪に溶けて吸収される脂肪性(ビタミンAE)と水に溶けて吸収される水溶性(ビタミンB1、B2、C)の2種。水溶性はいくら摂取しても水と一緒に排泄されるが、脂溶性は排出されないから、摂取量に注意。
①ビタミンB1;糖質をエネルギーに変え、疲労を回復。一日に必要な摂取量は2.7~3.6mg(体重70kgの場合)別名サイアミン。不足→食欲不振、消化不良、便秘、また更には疲労が蓄積し、体調不良になる。
ビタミンB2;エネルギーの代謝を良くし、成長を促進。摂取量/1日・2..2~2.7(体重70kgの場合)。別名リ
ボフラビン、皮膚の成長に関係。不足→口の皮膚や粘膜が痛。エネルギーの代謝↓脂肪を燃焼しにくくする。
びタミンC;疲労を回復、免疫力を高める栄養素。1日の必要な摂取量・2000mg(体重70kg)スポーツ選
手に必須。水溶性→いくらとっても問題×。不足→ストレスが溜まる、怪我もしやすくなる。細胞同士をつなぐ働きをするコラーゲンを作る大事な栄養素。
④ビタミンA;皮膚の粘膜の保護や、成長促進させる。1日の必要な摂取量・5000IU(体重70kgの場合)ビタミンAの単位は、mgではなくIUで表。脂溶性→油で調理すると吸収◎。皮膚や目に関係→不足すると皮膚が乾燥し、視力が下がる。また過剰摂取注意。
➄ビタミンE;脂質の酸化を防ぐ栄養素;1日の必要な摂取量・・15.3mg(体重70kgの場合)の単位は、mgとIUで表す。(1mg=1.5IU)脂溶性→油で調理◎。老化防止、脂肪の酸化をふせぐ。脂肪が酸化したら、過酸化脂質になって疲れやすくなる。不足→関節痛や腰痛の原因。ビタミンCといっしょに摂取すれば効果↑
(2)酸素について
酸素は、フッ素に次いで二番目に電気陰性度が大きい元素、希ガスを除くほとんどの元素と化合物をつくる。三種類の安定同位体と10種の放射性同位体(いずれも半減期3分未満)が知られている。酸素は、地球の地殻に最も多く含まれている(約46.7%)元素であり、多くは岩石中に酸化物・ケイ酸塩・炭酸塩などの形で存在。
酸素分子;常温譲圧では無色無臭で助燃性をもつ気体として存在。沸点―183℃、融点2189℃。
液体酸素はライトブルーの色。不対電子を持つ熱学力的に反応性の高い分子、地球上では嫌気性菌や植物の光合成により生成されるため多量に存在。動物の呼吸により消費◎。呼吸する生物により必須であるが、同時に有害。呼吸の過程や光反応などで生じる活性酸素は、DNAなどの生体構成分子を酸化して変性。
純酸素の長時間吸引は生体にとり有害。 未熟児網膜症 の原因、60%以上の高濃度酸素を12時間以上吸引→ 肺 の 充血 がみられ、最悪の場合、 失明 や 死亡 する危険性。液体空気を放置→沸点の低い窒素が先に蒸発するため酸素が濃縮。液体酸素は通常、液体空気を蒸留して得られ、強い酸化剤である。1リットルの液化酸素が気化すると約800リットルの酸素ガスになる。酸素は 紫外線 や 火花 などによって オゾン (O3)へと変換。
⑷食品群の種類とその特長について
食品群とは、食品の組み合わせだけを注意→栄養のバランスのとれた食事が出来る様に、私達が日常食べているあらゆる食品を栄養的な役割を考えた上で6つのグループに大きく分け。
①一群;骨や筋肉をつくり、エネルギー源になる(主に
《栄養生化学》
(1)ビタミンについて
40種類以上。働き→主に身体の調子を整えて活動を正常にする機能を持つ。一般には、体内では作ることが出来ない栄養素なので、食品やサプリメントから摂取する必要。脂肪に溶けて吸収される脂肪性(ビタミンAE)と水に溶けて吸収される水溶性(ビタミンB1、B2、C)の2種。水溶性はいくら摂取しても水と一緒に排泄されるが、脂溶性は排出されないから、摂取量に注意。
①ビタミンB1;糖質をエネルギーに変え、疲労を回復。一日に必要な摂取量は2.7~3.6mg(体重70kgの場合)別名サイアミン。不足→食欲不振、消化不良、便秘、また更には疲労が蓄積し、体調不良になる。
ビタミンB2;エネルギーの代謝を良くし、成長を促進。摂取量/1日・2..2~2.7(体重70kgの場合)。別名リ
ボフラビン、皮膚の成長に関係。不足→口の皮膚や粘膜が痛。エネルギーの代謝↓脂肪を燃焼しにくくする。
びタミンC;疲労を回復、免疫力を高める栄養素。1日の必要な摂取量・2000mg(体重70kg)スポーツ選
手に必須。水溶性→いくらとっても問題×。不足→ストレスが溜まる、怪我もしやすくなる。細...