序論
地域政策学部に入って、前期もそろそろ終わるところであるが、さて、今度は山村見学ということで、授業外の文献も参考にしながら、今までの学んだ地域づくりの知識と私なりの考えをまとめてみることにする。
では、本論において、まず、山村おこしの七つの原則を述べ、次に、日本の町が持つ豊かな資源、また、その資源の未知の可能性を考察することにする。
本論
現在、山村を取り巻く状況は大変厳しく、これからの山村とは、どのような道を進んでいくべきかというのは、避けてはならない問題である。その問題を考える際、七つの原則があると考えられる。
1)地を生かす
山村づくりのためには、立地の特性を正確に把握し、それを生かすことを考える必要がある。それを抜きにすると、一見うまくいっているようでも、長続きできないことがある。
2)資源を生かす
資源にはいろいろあるが、それらをいかに活用するかとは非常に大事なことで、あらゆる資源を生かしていくことは山村の活気や発展にかかわるもので、大いに考えねばならぬ。
3)人材を育て、伸ばす
すべての要素のなかで、もっとも重要なのは、人材を育て伸ばすことであろう。結局、山村おこしというのは、人間づくりなので、つまるところは人である。人がいるところ、立派な人材がいるところ、伸びていくだろう。
4)伝統技術を見直し、近代技術を伸ばす
技術というのは、人間が担うものである。伝統技術を持っているのはお年寄りで、近代技術を担っているのは青年、その間に中堅層がいる。そういう意味で、伝統、近代、お年寄り、青年、中堅層が一体になり、山村おこしに欠かせない重要な要素である。
山村興しの七つ原則
序論
地域政策学部に入って、前期もそろそろ終わるところであるが、さて、今度は山村見学ということで、授業外の文献も参考にしながら、今までの学んだ地域づくりの知識と私なりの考えをまとめてみることにする。
では、本論において、まず、山村おこしの七つの原則を述べ、次に、日本の町が持つ豊かな資源、また、その資源の未知の可能性を考察することにする。
本論
現在、山村を取り巻く状況は大変厳しく、これからの山村とは、どのような道を進んでいくべきかというのは、避けてはならない問題である。その問題を考える際、七つの原則があると考えられる。
立地を生かす
山村づくりのためには、立地の特性を正確に把握し、それを生かすことを考える必要がある。それを抜きにすると、一見うまくいっているようでも、長続きできないことがある。
資源を生かす
資源にはいろいろあるが、それらをいかに活用するかとは...