病弱教育において重複障害児の指導を進める上での配慮点について

閲覧数2,283
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学通信教育課程「病弱教育Ⅰ」のレポート参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「病弱教育において重複障害児の指導を進める上での配慮点についてまとめなさい。」
    病弱教育における重複障害児とは、病弱の状態像を抱えながら特別支援学校に就学することになった病気以外に、他の障害を併せ有する児童生徒を指す。
    重複障害児は、障害の状況が多様であり、一人ひとりの発達の諸側面の不均衡がみられる。よって、十分に時間をかけて実態を把握し、その上で個別の教育指導計画を作成する必要がある。
    個別の教育指導計画作成にあたっては、まず必要な情報の収集をしなければならない。なお、情報は指導の糸口となるよう、総合的にとらえる必要がある。例えば、学校生活等の集団生活における状況、障害の特性や程度、生活の流れやリズムを知るための家庭での様子、家族関係又は生育歴、対人関係や自傷・他傷行為といった心理的側面、医療的側面、本人の興味や意思、家族の願いといったライフスタイル等のさまざまな観点から情報を得なければ、当該児童生徒に対する適切な支援や指導の方向性(目標)を導き出すことができない。そして、その情報を得るためには、各分野における専門家(医師、看護師、理学療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカー等)との...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。