慢性関節リウマチ 看護のポイント
急性期
Ⅰ、RAの急性期は全身症状、関節症状が強いため、症状に関連した苦痛が大きい。また、関節の変形・拘縮を残すことが多く、将来に対する不安も伴う。したがってこれらの苦痛の緩和に向けて、また、活動制限を最小にするために援助する。 アセスメント 必要な情報 情報分析の視点 1、全身症状の出現の有無と程度
発熱、倦怠感、食欲不振、体重減少、貧血、訴え方
2、関節症状の部位と程度
3、その他の臨床症状の有無
4、検査データ
5、治療の内容・効果・副作用
6、日常生活状況
7、現病歴、既往歴、家族歴
8、患者・家族の症状に対する反応 1、出現している全身症状は何か
2、出現している関節症状
3、日常生活状況を把握しているか
4、持続する疼痛、関節の変形・拘縮の心理面への影響はないか 看護診断 患者目標 ・骨・関節・筋肉の障害による疼痛・こわばり
・関節の可動制限と疼痛による活動制限
・ボディイメージの変化による自己概念の障害 ・症状に伴う苦痛が軽減する。
・活動制限が最小限にとどまる。
・病状に起因する精神的ストレスが軽減する。 看護計画 対策 根拠および留...