Roll J.P.and Vedel J.P. 1982 Kinesthetic Role of Muscle Afferents in Man 和訳(一部省略)

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    資料紹介

    Kinesthetic Role of Muscle Afferents in Man, Studied by Tendon Vibration and Microneurography
    J.P. Roll and J.P. Vedel
    Exp. Brain Res (1982) 47: 177-190

    Summery
    健常者を用いて、振動による関節運動の錯覚の特性を調べた。目隠しをした被験者に、一定の周波数の振動を三頭筋もしくは二頭筋の遠位の腱に与えたところ、ほぼ一定の速度の肘運動錯覚を引き起こし、その方向は振動を与えられた筋が伸展する方向と対応していた。同じ刺激時間、周波数で二頭筋と三頭筋交互に振動を与えると、屈曲と伸展を交互に繰り返す運動錯覚を引き起こした。

    (省略箇所)
    Microneurography study of muscle spindle activity in man
    Muscle afferent activities induced by tendon

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    Kinesthetic Role of Muscle Afferents in Man, Studied by Tendon Vibration and Microneurography
    J.P. Roll and H.P. Vedel
    Exp. Brain Res (1982) 47: 177-190
    Summery
    健常者を用いて、振動による関節運動の錯覚の特性を調べた。目隠しをした被験者に、一定の周波数の振動を三頭筋もしくは二頭筋の遠位の腱に与えたところ、ほぼ一定の速度の肘運動錯覚を引き起こし、その方向は振動を与えられた筋が伸展する方向と対応していた。同じ刺激時間、周波数で二頭筋と三頭筋交互に振動を与えると、屈曲と伸展を交互に繰り返す運動錯覚を引き起こした。
    10Hzから120Hzまで継続的に周波数を変化させると、知覚される運動錯覚速度は10Hzから70-80Hzまでの間では段階的に増加し、80Hzから120Hzまでは減少した。一つの筋に振動を与えたときに知覚された最高速度より、二頭筋と三頭筋交互に刺激を与えたときの速度の方が三倍速かった。
    振動への反応と、足首の受動・能動運動を...

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