グループ資料 ( 44件 )

  • 長さを測るということ
  • 長さを測るということ そして同時とは何か。 長さの測り方  物の長さを知ろうと思ったら、人はその物体の一方の端と反対側の端の座標を「同時に」測らなくてはならない。 それが長さを測るという行為の本質だ。 それ以外の方法があるかどうかを考えてみるといい。 他の物体と並べて比較するという方法がありそうだが、これもものさしを持...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 質量は「運動量」と等価である
  • 質量は「運動量」と等価である 普通の教科書では、 質量は「エネルギー」と等価である、と説明します。 エネルギー概念の放逐  静止している質量 M のエネルギーは E = Mc2 で表すことが出来る。 ところが、その物体の内部ではさまざまな質量 m を持った分子がさまざまな速度で激しく運動しており、その分子の静止質量や運...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 光時計
  • 光時計 時間だって実在ではない。 時間の概念も消してしまえ  力学のページでいろいろと考えていくうちに、エネルギーという概念が実は「作られたもの」であって存在の本質を表すものではないのではないかと考え始めることになった。 それ以来、このエネルギーの概念を物理の基本的な体系から取り払うことは出来ないだろうか、と大それたこ...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 運動量は光そのもの
  • 運動量は光そのもの? 言いそびれたのでここでちょろっと書いておこう 光は運動量とエネルギーを持つ?  物理の教科書や啓蒙書の中でよく使われている表現で、かなり気になる部分がある。 それは「光は運動量とエネルギーを持つ粒子である」という言葉だ。 君もどこかで目にしたことがあるかも知れない。 これは慣用句のようになっている...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • ローレンツは二人いる
  • ローレンツは二人いる! しかも業績まで紛らわしい! ヘンドリック・ローレンツ(Hendrik Antoon Lorentz 1853-1928) オランダ ルードヴィヒ・ローレンツ(Ludvig Valentin Lorenz 1829-1891) デンマーク  最近、「ローレンツ・ゲージ」「ローレンツ条件」のことを「...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • なぜアインシュタインだったのか
  • なぜアインシュタインだったのか? 相対論は当時すでに常識だった? 疑問  最近このページの記事を書くために、相対論が成立した前後の科学史を学ぶことになったのだが、どうにもよく分からないことがある。 それは、なぜアインシュタインだったのか、ということである。 実は彼以前にも同じ事を主張していた人物はいたのである。  資料...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 4-4重力赤方偏移
  • 重力赤方偏移 初期に予言されていたが、かなり後になって確かめられた現象。 赤方偏移  宇宙のどこかの、ある原子から放たれた光は、遠い距離を旅した末に地球に届く。 しかしその光の振動数は発射された時と比べてごくわずかだが低くなってしまっていることが多いということが分かった。  可視光のスペクトルを調べた時、全体的に波長...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 4-3水星の近日点移動
  • 水星の近日点移動 相対論が一つの謎を完全に解いてしまった話 水星の謎  惑星というのは太陽を焦点の一つとした楕円軌道上を運行しているものだが、どれも普通の円と区別が付かない程度にしかひしゃげていない。 水星は他より飛び抜けて離心率が大きい軌道を持つが、それでも長径と短径の比が 0.97 くらいであるから、やはり見た目は...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 4-2光の湾曲
  • 光の湾曲 相対論の検証って すごいレベルで行われているんだね。 歴史  質量を持たないはずの光でさえ重力に引き寄せられて曲がる。 これは一般相対論が予言した重要な現象の一つである。  この現象がとても奇妙なことのように思えてしまうのは、ニュートン力学の考えに慣れてしまっているからであろう。  ニュートン力学では重力と...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 4-1シュバルツシルト解
  • シュバルツシルト解 方程式があれば解いてみたくなる。 条件を絞って解く  アインシュタイン方程式を解くのは非常に難しい。 見た目は簡単だが、式を展開すると項の数が恐ろしく多いのだった。 しかし諦めるわけにはいかない。 条件を絞ってでも何とか解けそうな形へ持って行くことは、全く解けないままでいつまでも式を眺めているよりは...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 3-9重力場の方程式へ
  • 重力場の方程式へ やっとたどり着いたね、おめでとう! 一般相対論の原理  さあ、いよいよ仕上げである。 ここまでの知識を使って、物質の存在と重力の起源を結び付ける方程式を組み立てよう。 その前に一般相対論が拠り所とする原理について少し確認しておきたい事がある。  まず一般相対性理論の基本的な理念は、「一般相対性原理」...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 3-8ニュートン近似
  • ニュートン近似 やっぱり先にこれを説明しなくてはならないか・・・。 今回の予定  ここまでの知識を使って、もう今すぐにでも重力場の方程式を作り始められるだろうと思っていた。 しかし物理的な考察なしでたどり着けるほど甘くはなかったようだ。  一般相対論は既存の法則と無関係ではない。 その中にニュートン力学を含まなくては...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 3-7ビアンキの恒等式
  • ビアンキの恒等式 いよいよ大詰め。 真打登場! リーマンテンソルの対称性  前にリーマンテンソルの対称性を表す次のような式を紹介した。      (1)      (2)  その時の約束どおり、今回はこれらを証明する方法を紹介しておこう。  リーマンテンソルの定義はクリストッフェル記号だらけで複雑すぎて嫌になる。...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 3-6リッチ・テンソル
  • リッチ・テンソル 定義だけ示せば数行で済む内容だが、 そうは行かなかった。 リッチテンソルの対称性  リーマン・テンソルを次のように縮約してやって成分を減らしたものを、「リッチ・テンソル」と呼ぶ。  教科書によっては、 と定義するものもあるが、符号は反対になる。  リッチテンソルの自由度はどれくらいあるのだろう。...
  • 全体公開 2007/12/26
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  • 3-5リーマン曲率
  • リーマン曲率 今回がリーマン幾何学の山場だろう。 曲がり具合を表す方法  自分のいる空間が曲がっているかどうか判定するためには平行移動の概念を応用すればいい。  例えば地球の表面でのことを考えてみよう。 まず赤道直下のある一点で、地面に北向きのベクトルを描く。 これをベクトル A としよう。 ベクトル A を赤道に沿...
  • 全体公開 2007/12/26
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