グループ資料 ( 33件 )

  • 異物としての胎児
  •  この言葉は母体と胎児は全く違うものだということを意味している。胎児や胎児のもとである受精卵、そして受精卵を成立させた精子は、母体にとっては明らかに「異物」であるから胎児が異物であるという主張は理解するにそう難くない。この流れからいくと子供を産む事は異物を排除するという働きであり、胎児というものは母体にとっては言わば異...
  • 550 販売中 2005/11/11
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  • 性のグラデーションと人権について
  •  近年よくテレビなどで性同一性障害という言葉を耳にする。性同一性障害とは胎児期のホルモン環境などの先天的な理由によって心と体の性別がくい違う障害である。性のグラデーションという言葉はこういった状況をうまく言い表\した表現であり、性別を男もしくは女とはっきりと二分することではなく中間の性を含んだ見方のことを指す。  ...
  • 550 販売中 2005/11/11
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  • 「愛はなぜ終わるのか」を読んで
  •  この本の著者ヘレン・E・フィッシャーは次のように述べている。チンパンジーやゴリラなど人類に近い動物の性行動の観察から、パートナーを固定しての性行動というのは自分の遺伝子を後世にのこすという意味合いから雌雄双方にとって有利であるからで、本来的には子供が独り立ちできるようになるまでの一次的なものである。そしてパートナーを...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • 日本の女性労働者
  • 現代の日本女性労働者の実情  一昔前まで、女性は結婚したら、または子供が生れたら、仕事をやめ家庭に入り、家事や育児に専念するというのが一般的な女性の生き方であった。そのような時代を生きてきた会社の上司(男性)に結婚した後も仕事を続けたいと申し出たり、育児休業を要求したりすれば、「女性は普通、結婚すれば仕事をやめるもの...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • ジェンダーとは
  • ジェンダーとは 1.文法における 性 (Grammatical gender)のこと。 2.生物学的性(Sex:the fact of being male or female)のこと。 3.社会科学の分野において、 生物学 的 性 に対する、「 社会 的・ 文化 的な性のありよう」として使われる場合がある。 4.社会...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • 「区別」と「差別」を区別する
  • 「区別」と「差別」を区別する  「 戸籍訂正とジェンダーフリー 」を拝見しました。  私の考えでは、戸籍訂正問題とジェンダーフリーと絡めて論じることについての「座りの悪さ」は、 ジェンダーフリーにおいて(例えばラジカル・フェミニズムにも昔から見られるように)「区別」と「差別」とが区別されていない点に由来するのではないか...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • 「障害は個性」再考
  • 「障害は個性」再考  1年ほど前、性同一性障害は「障害」か否か、という点について書いたことがある。 (参照) ここでは「障害は個性」だという、ある障害者団体の掲げていたテーゼをもとに、性同一性障害も身体や精神の障害も、個人の持つ個性の一つとして認め合うことが出来る、という結論を出したように思う。  しかし、この「個性」...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • GID医療との距離の取り方
  • GID医療との距離の取り方  私は今まで、このサイトでも他の掲示板でも、性同一性障害(GID)医療に関する問題については、なるべく発言を避けてきた。それは、一つには今まで私自身がGID医療については非当事者であったこと、もう一つには、この国にはガイドラインに準拠した医療と、準拠しない医療(いわゆる闇治療)が並存し、発言...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • ジェンダークィア、あるいはジェンダーの自由の公正な分配
  • ジェンダークィア、あるいはジェンダーの自由の公正な分配 --「トランスジェンダリズム」批判 1.はじめに  私も編集段階から関わった書に、 『トランスジェンダリズム宣言・性別の自己決定権と多様な性の肯定』 がある。この書は、性別の越境について、「性同一性障害」というものの見方に対して、「トランスジェンダー」(これの意...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • ジェンダーの起源と自己決定
  • ジェンダーの起源と自己決定 M.ダイアモンド博士講演に際して # 去る8月25,26日の両日に、大阪と岡山でミルトン・ダイアモンド博士の講演が行われました。本文は両講演のレポートというわけではないですが、かいつまんだ感想にあたります。  ジェンダー学の関係者には広く承知されているように、ジェンダー、すなわち社会的性別の...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • ジェンダーは世界最大の暴力装置である
  • ジェンダーは世界最大の暴力装置である 蔦森 樹 琉球大学法文学部・立教大学文学部兼任講師 国際基督教大学社会科学研究所・上智大学社会正義研究所共催 2002年度「第22回国際シンポジウム」ステートメント 原稿初出:『日本における正義:国内外における諸問題』 (国際基督教大学社会科学研究所・上智大学社会正義研究所編) 所...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • ジェンダーフリーとバリアフリー
  • ジェンダーフリーとバリアフリー 1.はじめに  近年、性別に関わる問題を論じるとき、「ジェンダーフリー」という言葉を耳にしないことがない。しかし、この言葉が、性別の問題を一挙に解決する、呪文のような使われ方がされることはあっても、その意味が掘り下げて考えられることはあまりないのでないだろうか。  「ジェンダーフリー」と...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • トランスジェンダーがことさら女性または男性になろうとすること
  • トランスジェンダーがことさら女性または男性になろうとすること トランスジェンダーはたいてい、生まれながらの男性や女性と同じようになろうとする。大なり小なり、典型的な「男性」とか「女性」という、ステレオタイプを受け入れ、さらには生まれながらの男性や女性よりはるかに「男らしく」「女らしく」なろうとする。そのため、トランスジ...
  • 全体公開 2007/12/21
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  • トランスジェンダーと性同一性障害
  • トランスジェンダーと性同一性障害  近年、「トランスジェンダー」と「性同一性障害」という言葉が使われるにあたって、混乱が激しくなっているように思う。前者は社会学的な用語で、後者は医学的な用語であるが、この二つの用語は、時にはほぼ同一の意味で用いられ、時には異なった意味で用いられる。  例えば、「トランスジェンダー」の語...
  • 全体公開 2007/12/21
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