代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • 王朝物の「鼻」と芥川龍之介の「鼻」の比較
  • 序論 芥川龍之介は、王朝時代に現れた作品を少し変えたり、あらすじを取り上げ、さらに明確に描いたりしながら、新しい作品を作っていった。そういう作業が特別な意味を持っているのではないかと思える。当書は「鼻」を具体例に、著者が伝えたいことを解明することが目標となって...
  • 550 販売中 2005/01/25
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  • 万葉集・神話と逢い引き
  • 広く諸外国の古典文学などに各々の神話や宗教的要素がしばしば見られるように、万葉集にもまた日本の神話が大きく影響しているようだ。それは作品そのものに神が登場するというものではない。人々の生活の中に当然として神話の存在が反映され、それらが歌へ反映することで分かるの...
  • 550 販売中 2005/06/21
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  • 恨の介 物語中の和歌の引用
  • このレポートでは主に『恨の介』の本文に引用されている和歌を調べることとする。時間とレポートの枚数の関係上、美人揃えの引用、地名・社寺名の引用、また謡曲の引用については述べないこととする。 慶長九年六月十日、当時都に滞在中の関東下野辺の由緒ある侍であり、且つ色...
  • 550 販売中 2005/09/20
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  • 純愛小説としての「1973年のピンボール」
  • 今回作品を扱うのは、第二回目だということもあり作品の概要などは省略する。前回の内容を踏まえた上で、私自身の作品に対する視点で読み解いていく。 ?視点 タイトルからも分かると思うが、私はこの作品を「純愛小説、愛の物語」だと位置づけている。主人公は大きく分けて二人...
  • 550 販売中 2005/12/02
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  • 徒然草における吉田兼行の価値観
  • 徒然草を読み進めていくと、兼行の価値観が段々と分かってくる。兼行自身の価値観が論じられている段、欲を否定し論じている段、兼行が本当に価値を置いているものを論じた段など、価値観を論じている段は非常に多い。これらの段を要約し、キーワードだと私が考える三つの言葉と重...
  • 550 販売中 2006/01/06
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  • 『20世紀少年』を読んで
  • 現在、最も売れている漫画のひとつ、『20世紀少年』。この漫画が売れる理由をあれこれ論じるのはたやすい。70年代への郷愁であったり、謎が謎呼ぶ緊迫感であったり、緻密な人間性の描写であったり、それは人により異なるだろう。 しかし、それだけではない。この漫画が人々の心を...
  • 550 販売中 2006/02/12
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  • 漱石『こころ』にあらわれる女性像と恋愛像
  • 漱石の女性像と恋愛像について、その転換期と考えられる『こころ』を中心に置いて考えていきたい。 『それから』から『こころ』までの作品における女性は、「寡黙な女性」であった。言葉を奪われ、自らは語らず、男によって勝手に解釈される存在であったのだ。そこには、「まなざ...
  • 550 販売中 2024/01/12
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  • 日野富子
  • はじめに 室町幕府八代将軍足利義政の妻にして九代将軍義尚の生母、日野富子。彼女は、応仁の乱のきっかけを作った人物と言われ、後には政治に口を挿み、更に素晴らしく巧みに金を稼いだ。そのため、多くの文献で彼女は「女性史上一、二を争う悪妻」や「金と権力の権化」などと...
  • 550 販売中 2006/08/16
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  • からくりとは何か?
  • 「からくりとは何か?」 本来からくりとは江戸時代の庶民の目を楽しむものであった。つまりは一種の娯楽である。からくりの命とは見るもの、観客の意表をつく一瞬の変化である。そして、その影響力は絶大な物であり、その当時の文化という文化、文学作品や絵画や歌舞伎、あらゆるも...
  • 550 販売中 2007/07/22
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  • アーサー王とその騎士たち
  • 私にとって「アーサー王とその騎士たち」で最も印象に残った騎士は、なんといっても花形の湖の騎士・ラーンスロットである。 騎士として充分な才能を持ち、容姿は抜群、男性からも惚れられるような相手である。たとえそれが世間的に許されない関係であっても、自分を喜ばせる為に...
  • 550 販売中 2010/08/03
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  • 室町文化論(能と狂言)
  • 能と狂言はいずれも室町時代に大成されたものであり、総称して「能楽」と呼ぶ。 能は笑いを含まない重厚な歌舞劇で、狂言は笑いを中心とした軽妙な対話劇であり、一見対照的に感じられる。しかしいずれも平安時代から続く「猿楽」から発展したものであり、同じ舞台で対に演じ、互...
  • 550 販売中 2010/08/03
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