代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • タンホイザーにおける、2つの愛について
  • タンホイザーには、2人の女性が出てくる。一人は、乙女エリーザベト。もう一人は、官能の神、ヴェーヌス。この2人の登場人物は、この物語においてどういう役割をはたすのであろうか。 ヴァーグナーは、この話を二つの伝説をつなぎあわせ作っている。1つは「タンホイザー伝説」...
  • 550 販売中 2006/03/13
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  • 日本文学に見る楊貴妃像
  • 理想的な美人像は固有名詞に託されて語られることが多い。いくら美しい女性でも、「伝説」がなければ、永遠に語り継がれる美女にはならない。実際に顔立ちが美しかったかどうかよりも、男達がいかに魅惑されたかのほうが、興味をそそられるものである。中国では、西施などの美人像...
  • 550 販売中 2005/11/11
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  • 怨霊について
  • 「京都異界実地調査」で早良親王が祭られている上御霊神社を調べてきたので、今回の授業レポートはその延長、怨霊について書くことにした。 平安時代の人々は御霊信仰を生活の規範にしていた。たとえば結婚式は大安の日に行い、友引の日は葬式をしないなど、いくつかの習慣は現代...
  • 550 販売中 2006/04/06
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  • 午後の曳航
  • 13歳の主人公は自分が天才であること、世界はいくつかの単純な記号と決定で出来上っていること、父親や教師は存在自体が害悪であることを知っている。彼の父が他界して5年が経つが、母親は今、息子が抽出の小さな穴から盗み見ているともしらず、とある二等航海士との情事にふけ...
  • 550 販売中 2005/07/17
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  • 日本文学における王昭君説話の享受
  • 中国四大美人の一人王昭君は、異国に嫁いだ悲劇の女性として『漢書』に始まり『後漢書』等多くの書物で語られている。王昭君について『西京雑記』には以下のように記されている。 元帝後宮既多、不得常見。乃使畫工圖形、按圖召幸之。諸宮人皆賂畫工。多者十萬、少者亦不減五萬。...
  • 550 販売中 2006/04/10
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  • 昭和30年代の文学状況
  • 戦後の日本での大衆社会では、教育の大衆化、普通選挙、国民主権などの基本的な民主化が実現したことから始まっている。その上に、朝鮮戦争以後の高度経済成長によって、生活水準が格段に上がり、昭和三一年の経済白書に記されたように、「もはや、戦後ではない」という言葉が流行...
  • 2,200 販売中 2007/02/15
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  • 万葉集・神話と逢い引き
  • 広く諸外国の古典文学などに各々の神話や宗教的要素がしばしば見られるように、万葉集にもまた日本の神話が大きく影響しているようだ。それは作品そのものに神が登場するというものではない。人々の生活の中に当然として神話の存在が反映され、それらが歌へ反映することで分かるの...
  • 550 販売中 2005/06/21
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  • 純愛小説としての「1973年のピンボール」
  • 今回作品を扱うのは、第二回目だということもあり作品の概要などは省略する。前回の内容を踏まえた上で、私自身の作品に対する視点で読み解いていく。 ?視点 タイトルからも分かると思うが、私はこの作品を「純愛小説、愛の物語」だと位置づけている。主人公は大きく分けて二人...
  • 550 販売中 2005/12/02
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  • 「うたたね」と阿仏尼
  • 『十六夜日記』は知っていても、『うたたね』を知らない人は多いのではないだろうか。かく言う私もその一人なのだが、今回レポートを書くにあたって様々な資料を読むうちに、阿仏尼はこの時代の女性としてはかなり珍しい「行動力のある女性」だと強く感じた。その行動力はどこから...
  • 550 販売中 2006/02/14
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  • 和解を読んで
  • この小説は何年間も父と憎み合ってきた主人公の順吉が、ついに父親と和解するという話である。作者の志賀直哉自身も父親との長年の不和とその後の和解を体験しており、その体験がベースになった小説である。この小説の中では、どういう理由で順吉が父親のことを長年に渡って憎んで...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • 古今和歌集・竹取物語・伊勢物語概説
  • 『古今和歌集』は日本最古の勅撰和歌集として、延喜五(九〇五)年、醍醐天皇が紀貫之、紀友則、凡河内躬恒、壬生忠見を編集にあたらせ成立することとなった。 成立にいたる大きな要因として、かな文字の発生が挙げられる。九世紀の唐風謳歌の時勢にあって和歌は衰微していたが、私...
  • 550 販売中 2008/06/28
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  • 会津の戊辰戦争について
  • 会津の戊辰戦争について 戊辰戦争で佐幕派の東北諸藩が奥羽越列藩同盟を組み、官軍に対抗したことは有名である。 特に会津藩は居城・鶴ヶ城の落城まで徹底抗戦の姿勢を見せ、白虎隊や娘子隊等数々の悲劇を生んだ。 今尚美談として語られる会津の抵抗は、実際には膨大な犠牲を払った...
  • 550 販売中 2007/01/05
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