代表キーワード :: 日本文学

資料:184件

  • 日本の古典文学と鬼
  • 『安義橋』・『宇多郡』・『羅城門』の鬼の違い まず初めに目に付くのは鬼の登場の仕方である。『安義橋』では、鬼は女に化けて初めから橋の上にいた。『宇多郡』では、突如空が掻き曇り、空中から腕が現れて渡辺綱の髪を掴んで引きずり上げた。そして『羅城門』では、しるしの札...
  • 550 販売中 2006/01/28
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  • 永井荷風〜『東綺譚』の下町風流〜
  • 1、はじめに 永井荷風の小説の中で最高峰とされる『東綺譚』はその江戸へのノスタルジーの表象として、情緒深いものがある。ここで、永井荷風の略歴を紹介する。明治12(一八七九年)〜昭和34(一九五九年)。東京都生まれ。本名、壮吉。19歳のときに広津柳浪に入門、そ...
  • 550 販売中 2006/01/28
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  • 『蜻蛉日記』に見る作者
  • 『蜻蛉日記』は、まさに作品名の通りの作品である。作者である藤原道綱母と彼女が愛した藤原兼家の関係は、現代のような日常生活を一緒に築いていく結婚生活とは多少ずれが生じていた。 当時、結婚の形態は一夫多妻制の通い婚が一般的であった。現に兼家も、時姫や道綱母をはじめ...
  • 550 販売中 2006/01/21
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  • 額田王と柿本人麻呂の作品について
  • 額田王は、万葉集初期の女流歌人である。その出自・経歴年・生没年は不明である。それは、額田王について伝える資料がごく限られていることによる。万葉集の十二種の作品と、日本書紀に「天皇、初め鏡王の女額田姫王を娶して、十市皇女を生しませり」という一文以外に伝えるものは...
  • 550 販売中 2006/01/14
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  • 子どもと学校
  • 日本で漫画の本以外、初めて一冊の本を読んだ。日本の本は難しいから読めないと自分に今まで甘いすぎだった。ところで冬休みの課題として先生から指定してもらったなん冊かの本のなかで一冊を選んで感想文を書くことだったから苦手でしたくないけどしなきゃならない、私にはなかな...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • 和解を読んで
  • この小説は何年間も父と憎み合ってきた主人公の順吉が、ついに父親と和解するという話である。作者の志賀直哉自身も父親との長年の不和とその後の和解を体験しており、その体験がベースになった小説である。この小説の中では、どういう理由で順吉が父親のことを長年に渡って憎んで...
  • 550 販売中 2006/01/12
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  • 箱男を読んで
  • 箱男とは、ダンボールの箱を頭からすっぽり被り、街を徘徊する人間のことである。箱に開けられた小さな穴から外世界を覗くことはできるが、外世界からは自分の姿を見られることはない。また、箱男とは、浮浪者や乞食とは異種の存在なのである。浮浪者や乞食はかろうじて社会の一員...
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  • 「痴人の愛」に見る日本の中の西洋
  • ナオミズムという言葉がある。これは「知性も道徳感情もない妖婦の一典型」※1を表している。しかし、ナオミはただの淫らな悪女ではない。ナオミはこの時代を戦う女性たちの声を代弁しているのだ。 「痴人の愛」は大正十三年三月に「大阪朝日新聞」に連載され、十一月にその続編...
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  • 『県民性の日本地図』江戸と東京の気質
  • 『県民性の日本地図』<武光 誠著,文春新書,2001年刊> 江戸と東京の気質 新時代の都市民 昔からもてはやされた、江戸っ子気質というものがあり、涙もろくて、お節介で、義理堅く、短気で口が悪いが、正義感が強くて金銭に執着しない。江戸っ子は、このような生き方を好んだと...
  • 550 販売中 2006/01/10
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  • 光の帝国「大きな引き出し」
  • この話は実際には存在しないような特別な力を持った「常野」の一族の話です。 「常野」の一族は皆、不思議な力を持っています。しかし彼等は、その力をあえて隠し、普通の人々に混じってひっそりと暮らし続ける。人とは違う能力を持ったことによって強いられる苦悩を、まだ小学生...
  • 550 販売中 2006/01/06
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  • 徒然草における吉田兼行の価値観
  • 徒然草を読み進めていくと、兼行の価値観が段々と分かってくる。兼行自身の価値観が論じられている段、欲を否定し論じている段、兼行が本当に価値を置いているものを論じた段など、価値観を論じている段は非常に多い。これらの段を要約し、キーワードだと私が考える三つの言葉と重...
  • 550 販売中 2006/01/06
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  • 与謝野晶子とその作品について
  • 日清戦争の戦後派世代である与謝野晶子は、現代の若い世代においてもその名を広く知らしめ、とりわけ女性読者からは親しみを抱かれていることは、近年、現代語訳された『みだれ髪』が大きな反響を呼んだことからも認識できる。当時の古い言葉で表現された作品ではあるが、いわゆる...
  • 550 販売中 2006/01/05
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