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審判の対象で検索した結果:3件
設問 宗教法人A寺の住職で責任役人である甲は、平成10年1月10日、宗教法人法及びA寺規則の定める手続をとらずに、業務上占有するA寺所有の土地1筆につき、甲が経営するB商事株式会社を債務者とする債権額1億5000円の抵当権を設定してその旨の登記を了した。さらに、平成14年9月...
(1)事件の概要 本件は、裁判所が、訴因の変更を促し又はこれを命じないことが審理不尽になるか否か、つまり、裁判所には、312条2項により権限を与えられている、訴因変更命令を出す義務があるか否かが争われた事案である。 この点について最高裁は、裁判所は原則として、自らすすんで検察...
訴訟物とは審判の対象となる権利関係のことをいう(狭義の訴訟上の請求)。 法は、裁判所は当事者の申し立てた事項についてのみ審判できる(民事訴訟法246条)と規定しているところ、訴訟物が特定されなければ裁判所は審理を開始することができない。この趣旨は当事者の不意打ちを防止する点にあ...