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考古学で検索した結果:47件
あさひまち展示館は新潟大学の考古学研究室と医学部の第一解剖研究室の共同展示である。 最初に小片保教授の紹介がある。教授は考古学の縄文人骨を鑑定する第一人者であった。それによって1980年までに発見された人骨はすべて新潟大学に集められていた。縄文人骨が1800体あり「小片コレ...
1.平城宮について 平城宮跡は奈良盆地の北辺、奈良山丘陵の南山麓から平野部に展開する平城京の中枢機構であり、平城京域の北辺中央に位置する。 平城京のメインストリートである朱雀大路の北端には朱雀門がそびえていた。朱雀門をくぐると天皇の住居であり、政治や国家的儀式を行う平城宮があ...
1.はじめに これまでの縄文時代の墓制研究において、埋葬人骨の頭位方向は他の属性と比較して特に重要視されてきたといえる。それは頭位方向が当時の精神文化のあり方や社会組織を表しているとの解釈が行われてきたためであろう。本稿では縄文時代の埋葬頭位研究史をまとめてみることにより、頭位研...
旧石器時代の西アジアと東アジアの区分 1.旧石器時代とは 約300万年前から約1万年前までの期間を占める人類史上最古の時代。1865年イギリスの考古学者J・ラボックが石器時代を新旧に2分して設定したが、...
銅鐸とは何か <銅鐸の定義について> 銅鐸は日本で生まれたもので、日本に特有なものである。その祖形は朝鮮半島に求められ、朝鮮の小銅鐸にその原型があると思われる。日本では7・8世紀以来、 有鈕無舌の撞きならすベルを「鐘」 有鈕有舌のベルを「鐸」 有鈕有丸の球形のもののみを「鈴」と呼んでいる。...
1. はじめに 山内清男の「サケ・マス論」という仮説を知り、大変興味が引かれるとともに、サケ・マスが縄文時代の東日本の高い人口密度を支える食料資源となりえるのか強い疑問を感じた。そこで現在の研究段階で山内の「サケ・マス論」に関してどこまで言及できるのかということを調べてみたくな...
このレポートの内容は日本考古学会に通念化しつつあった、弥生時代から近畿地方は父系社会であるという説とは異なる、田中良之教授の説から成り立つ。以下、弥生時代末期からの埋葬の形式を考えることから始める。 弥生時代末期から5世紀代にかけては、キョウダイ原理において埋葬が行われた。そ...
日本の旧石器時代研究史を岩宿遺跡(群馬県)発見以前の「前史」、岩宿遺跡発見から1980年頃までの一連の調査までを「第一期」、1981年の石器文化談話会(後の東北旧石器文化研究所)による散乱木遺跡(宮城県)から、2000年上高森遺跡(同県)の発掘までを「第二期」と区分して述べていき...
はじめに 今年の6月、東京両国の江戸東京博物館にて「発掘された日本列島2001」と題し、最新の考古学速報展が開催され、考古学を志す者の一人として私もそこに足を運んだ。展示品の中で私の目を引いたのが縄文時代の漆製品だった。むろん、縄文時代から漆が利用されてきたことは知識としてあ...
古墳 古墳こふんとは、 ・原義・第1義としては、「古い墓」「古人の墓」を意味する。日本では少なくとも平安時代中期 以来の日本語漢語である。 ・第2義・考古学的語義・近代以降現代の語義としては、「墳丘墓」・「盛土封土をした古代 の墳墓」を意味する。 ・最狭義には、日本の古代に属する...
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