佛教大学 算数科教育法、2014年 A判定
▼所見
『算数教育の目標と評価について、それぞれが整理され、よくまとまっています。以下略』
丸写しにはご注意ください。参考にしてみてください。
算数科教育の目標(2つの立場)と評価(行為動詞含む)について、双方の関係を含めて記述し、その後、自分の視点で考察せよ(1,600字程度)。数と計算、量と測定、図形、数量関係、集合・理論の教育の内から一つを取り上げ、各学年での指導内容の構成と、指導のポイントについて記述せよ。(1,600字程度)。
算数教育の目標は国が定める基準としての目標と、数学教育学研究の立場からの目標の2つに大別される。①国が定める基準としての目標の代表的なものとして、2008年の小学校学習指導要領がある。その内容は算数の基礎的知識の理解、適用、表現、そして積極的な態度の育成の指導における必要最低限の基準を示したものであり、それをもとに教科書が作成されている。したがって、その内容と趣旨を正確に理解し、授業に生かしていくことは重要なことである。ただし、教師は実際に指導する児童の学習状況を正確に把握し、各児童に応じた適切な算数教育を行う必要がある。1998年版から2008年版へ移行され、第1学年から第6学年全体の算数科の目標は改訂された。改訂の要点として、一点目は「算数的活動」が文中から冒頭に移ることで、目標の中での位...