オトクな算数科教育法・数学概論の2教科セットはこちら
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2017年度シラバス
【設題文】
算数科教育の目標(2つの立場)と評価(行為動詞含む)について,双方の関係を含めて記述し,その後,自分の視点で考察せよ(1,600字程度)。数と計算,量と測定,図形,数量関係,集合・論理の教育の内から一つを取り上げ,各学年での指導内容の構成と,指導のポイントについて記述せよ。(1,600字程度)。
【参考教科書】
黒田恭史(2014)『初等算数科教育法:新しい算数科の授業をつくる』第2版,佛教大学.
論理が整頓された読みやすいレポートの作成を心がけております。
他教科のレポートもほとんどがA評価の為、安心して参考にしていただけるかと思います。
レポートの丸写しには厳重な処罰がくだされる為、
教科書と同時に読み進めながらレポートを作成することをお勧めいたします。
算数科教育の目標(2つの立場)と評価(行為動詞含む)について,双方の関係を含めて記述し,その後,自分の視点で考察せよ(1,600字程度)。数と計算,量と測定,図形,数量関係,集合・論理の教育の内から一つを取り上げ,各学年での指導内容の構成と,指導のポイントについて記述せよ。(1,600字程度)。
1. 算数科教育の目標と評価
算数科教育の目標は,設定する立場からみて,国が基準として設定しているものと,数学教育学研究の立場からのものに分けられる。
国が基準として設定している算数科の目標は,学習指導要領に示されており,その文言を5つに分け,具体化されている。
①「算数的活動を通して」
算数的活動とは,「児童が目的意識をもって主体的に取り組む算数にかかわりのある様々な活動」と定められている。児童が興味や関心を持ち,楽しんで主体的に取り組めるよう体験的活動や発展的活動を取り入れるなどの授業計画が必要である。
②「知識及び技能」
この領域の学習は技能面に特化しやすいため,生活場面に関連させた指導を行うなど理解力・活用力を意識した授業を行うべきである。
③「道筋を立てて考え表現する能力」
学習指導...