温熱療法(Hyperthermia)
目的
悪性腫瘍細胞の特異性である温度感受性に効果的に作用して悪性腫瘍細胞を壊死させる。
悪性腫瘍の部分は、十分な血管がないため酸素も不足し、代謝エネルギーを得るために普通とは異なる燃焼をするため乳酸が多く産生されるため酸性に偏る。酸性に傾くと同じ42℃でも一定時間内に死滅する細胞の数が著しく増加する。
対象または適応
全身状態、転移、浸潤などの状態により、観血的療法の不可能な悪性腫瘍に対して行う。
手術の前段階として行う場合もある。
必要物品
血圧モニター、専用ラップ、CMC-NA糊、バスタオル2枚、タオル、着替え、飲み物(必要な人)、BGM(必...