睡眠導入
目的
諸検査は病気の診断や経過、及び治療の効果を知るために重要であるが、成長発達段階にある小児は認知能力の未熟さやコミュニケーション能力の未発達により検査の目的・必要性を十分理解することができない。そのため、恐怖心や不安により、啼泣や体動が激しく長時間にわたる静止や同一体位を保つことは困難である。そこで睡眠導入は小児が検査を安全、確実に受けるために必要となる。
対象
学童前期までの小児で安静が保てない患者
適応
CT、MRI、ECG、心エコー、核医学検査、脳波
必要物品
指示薬、指示薬にあわせた必要物品(薬杯、乳首、注射器、スプーン、ワゼリン、手袋)
方法
家族に検査...