資料
グループ
会員登録 非会員購入確認 チャージする
へルプ 初心者ガイド
症状で検索した結果:147件
発熱 1 症状が生じる病態生理 1.発熱とは 体温は,正常時は体熱と放散のバランスがとれていて「一定に保持されている。これがさまざまな体への侵襲により,バランスが乱れたり,反応して体温を上昇させる,この現象を発熱という。 発熱の程度 微熱 37.0~37.9℃ 中等度熱 38...
悪心・嘔吐 1 症状が生じる病態生理 1.悪心・嘔吐とは 悪心とは,嘔吐に先立ち胃の内容物を口から吐き出したくなる,咽頭より胃部にかけて生ずる特有な不快感をさす。この程度がさらに進むと胃の内容物を食道,口腔を通じて排出する現象をきたし,これが嘔吐である。 中枢性疾患では悪心を生じ...
浮腫 1 症状が生じる病態生理 1.浮腫とは 浮腫とは細胞外液(組織間液と血漿),特に組織間液が異常に増加した状態をいう。浮腫液の主な成分はNaClである。 2.浮腫のメ力ニズム 浮腫は全身性浮腫と局所性浮腫に分けられる。浮腫の成因は,局所性因子と全身性因子とに分けられるが,全身...
めまい 1 症状が生じる病態生理 1.めまいとは 身体の平衡が保てなくなった状態がめまい(眩暈)である. 平衡機能に関係があるのは耳(内耳)だけでなく,耳疾患に直接関係のないめまいも数多く存在する。 自覚的な訴えには,患者本人あるいは周囲が回る感じ(回転感),外界が上下左右に移動...
便秘 1 症状が生じる病態生理 1.便秘とは 便秘は,一般的には便量が減少し排便の回数が減少した状態を指すが,この便量や排便回数には個人差が大きい。しかし,臨床的には3日以上排便のない場合や1日の便量が35g以下のときに便秘と定義されており,この定義にしたがって対応するのが現実的...
呼吸困難 1 症状が生じる病態生理 1.呼吸困難とは 呼吸困難とは「呼吸が苦しい」という主観的な自覚症状である。呼吸が苦しい.ということは,呼吸時に苦痛を伴い,呼吸をするのに努力を要するという不自然な感じを自覚することである。健康な人でも,激しい運動をした後などに一時的にみられる...
胸水 1 症状が生じる病態生理 1.胸水とは 胸膜腔に貯留した液体(漿液)を胸水という. 健常者では体重当たり0.1~0.2mL/kgの漿液が存在し,呼吸運動をスムーズに行う潤滑油のような役割を果たしている. 肺は臓側胸膜と壁側胸膜(肋骨胸膜)からなる胸膜で覆われている.臓側胸膜...
嚥下障害 1 症状が生じる病態生理 1.嚥下障害とは 嚥下障害とは,「食物が飲み込めなくなること」である。 食欲低下,意識障害,嚥下運動障害,心理的障害などが原因となって食物が口から食べられなくなる状態を,広く摂食障害と呼んでおり,このうちの嚥下運動障害における摂食障害が「嚥下障...
脱水(低張性脱水/高張性脱水) 1 症状が生じる病態生理 1.脱水とは 脱水とは,生体が何らかの理由で体液を喪失し,欠乏することをいう。体液には電解質が含まれている。ヒトの体重の約60%を体液が占めるが,その10~25%を失うと,生命に危険が及ぶことがある。 2.脱水のメカニズム...
動悸 1 症状が生じる病態生理 1.動悸とは 心臓の拍動を不快と感じたり,何か違和感があると自覚することである.主観的なものであり,精神的同心理的要因が大きく関与する. 動悸は運動,精神的な興奮,飲食などの日常生活上に原因のあるもの,心臓や内分泌器官の異常に続発するものがある. ...
胸痛 1 症状が生じる病態生理 1.胸痛とは 胸部(皮膚から胸腔内組織・臓器)に感じられる痛みの総称である. 胸痛には,さまざまな痛みの種類(不快感や圧迫感,絞扼感,灼熱感)と程度(軽症,激痛)がある. 胸痛の発生は,由来(表在性,深部性,心因性)によって,また,部位によってさま...
痙攣 1 症状が生じる病態生理 1.痙攣とは 痙攣とは,急激な筋の不随意な収縮の総称で,症状の呼称である. 中枢性または末梢性の運動神経の異常興奮や筋自体の障害によって起こる. 痙攣は出現する部位により,全身性と局所性(顔面,上肢,下肢)に分けられる. 痙攣は持続時問により,強直...